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川向正人教授
退任に寄せて
神田 徳蔵(1994 年~ 1997 年9 月 助手)
私の研究テーマは地域施設計画や農村計画に関わるものでしたが、川向先生の前任者(建築史・建築論担当)の助手であったことやその他種々の事情も考慮していただき、1994 年4 月から3 年間に限って川向研究室の助手を務めることになりました(実際には3 年6 か月在籍)。専門分野の大きく異なるものが助手になるという変則的な状況を川向先生が受け入れて下さったことにより、その後に学位(博士)取得、講師への昇格、研究室の設置という展開を得ることができました。紙面をお借りし、改めてお礼申し上げます。
川向研の卒研生・大学院生に対しては、分析・論理の組み立て・論文構成などに関しての基礎的事項について、それまでの経験をもとに助言してきたつもりです。専門分野が異なる私からの助言ですが、少しは役立ったかなと思っています。
また、当時の研究室の雰囲気を振り返ってみますと、川向先生が着任当初であったにもかかわらず、タテ・ヨコのつながりが大変強かったという印象があります。これは、学生参加の色々な催しを先生が企画し、学生がそれに積極的に参加したことによって培われたのではないかと思っています。アメリカ東部建築見学(14 日間)、毎年のゼミ旅行や忘年会(クリスマス会)、そして野田市の「まちなみフェスタ」(2回)等での先生や学生達との交流は今でも記憶に残っています。
健康にご留意いただき、今後も益々ご活躍されることを祈念しております。
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